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シードルとは?作り方や味の違い、料理、おすすめ4選を詳しく紹介します【シードルのプロが紹介】

2021.4.19 -[お土産 / お土産(館) / シードル / その他(館) / 最新情報

シードル

(2021.7.11更新)

 

シードルとは、りんごの果汁を発酵させて作るお酒です。

 

使うりんごや、アルコール度数で味の違いがあります。

 

味の違いによって、一緒に食べると美味しい料理も違ってきます

 

今回は私たちのシードルをもとに、作り方や味の違い、一緒に食べると美味しい料理など詳しく紹介します。

 

 

 【私が紹介します💡】
シードル工房 工房長

“A-FACTORY弘前吉野町シードル工房”の工藤です。

日本のシードル発祥の地“にあるシードル工房で、こだわりのシードルを造っています。

 

シードルとは?作り方や味の違い、料理、おすすめ4選を詳しく紹介

ノンアルコールシードル

 

冒頭の通り、シードルとは”りんごの果汁を発酵させて造る果実酒“です。

 

シードルは元々フランス生まれ、日本では1954年”青森県弘前市吉野町“で本格的に造られるようになりました。

 

そのため、私たちの工房がある吉野町は”日本のシードル発祥の地“と呼ばれています。

 

最近では、国内の醸造メーカーが世界各地の品評会で受賞し知名度も上がってきていますね

 

シードル工房

(A-FACTORYシードル工房)

私たちは青森県青森市の”A-FACTORYシードル工房”で2010年からシードルを造り始めました。

 

A-FACTORYで培った技術を活かし、2020年からここ吉野町でこだわりのシードル造りをスタート。

 

その年に取れたりんごを使って、一期一会のシードルを造りたい』というコンセプトで、日々シードルを造っています。

 

ここまで、シードルの歴史を紹介しました。

 

次に、私たちのシードルの作り方を紹します。

 

 シードルの作り方(製法)

シードル搾汁

 

私たちのシードルは、以下の手順で造ります。

 

 

  りんごの納品

  りんごの洗浄

  りんごの選定

  りんごの搾汁

  酵母仕込み

  ろ過

  瓶詰・打栓

  熱殺菌

  検品・ラベル貼

  再検品・出荷

 

 

まず、りんごの納品からシードル造りは始まります。

 

りんごによってシードルの味が違ってきますので、味の特長をしっかりおさえた上で選んでいます。

 

大きいタンクの場合は、一度に搾るりんごの量は2トン以上

 

実は、果汁を搾る前からけっこう大変です。

 

シードル搾汁

いよいよ、りんごの果汁を搾ります。

 

このりんごの果汁を搾ることを”搾汁(さくじゅう)“といいます。

 

搾汁の前に、りんごを台に移して洗浄。

 

洗った後は一つ一つりんごの状態を確認し、悪いものは省きます。

 

状態の良いりんごだけを、破砕機に送り果汁を搾ります

 

シードル搾汁

 

搾った果汁はタンクの中に送られ、自然に発酵しないよう冷却

 

その後、“酵母”を仕込み発酵させます

 

 

(酵母とは)
糖をアルコールと炭酸ガスに分解する微生物のこと。
酵母が果汁の糖分を分解することで、アルコールが作られお酒になります。

 

 

シードル仕込み

(酵母を入れてすぐの状態)

 

シードル仕込み

(分かりづらいですが、酵母が動き始めてきた頃)

 

酵母はいきなりタンク内の果汁に入れるのではなく、少しずつ果汁に馴染ませます

 

実は、温度差がある果汁の中にいきなり入れてしまうと酵母がびっくりして動きが止まってしまうのです

 

タンクから果汁を取り、温度を合わせたら酵母を入れ仕込みが始まります。

 

日々、タンク内で仕込んでいるシードルの糖度やアルコール分、炭酸ガスなどの確認を行い、”目指した味”になるよう確かめながら仕込みを行います。

 

シードルのタンク

 

なお、私たちのシードルは”タンク内二次発酵“で製造しています。

 

タンク内二次発酵による自然発泡の炭酸がきめ細かく、口当たりの良いシードルに仕上がります。

 

また、二度発酵させることにより、深みのある味わいになります。

 

シードル

 

仕上がったシードルは、1本ずつ瓶内の洗浄したあと、充填(瓶に詰めること)し、王冠を打栓します。

 

シードル

 

そして次は熱殺菌。

 

安全なシードルをお届けするために必要な工程です。

 

シードル

 

熱殺菌が終わった後は、瓶や王冠、内部の状態を検品し商品ラベルを貼りつけ。

 

最期にもう一度検品を行い、出荷します。

 

以上、私たちのシードル造りの一部を紹介させて頂きました。

 

 シードルの味の違い

シードル

私たちの”A-FACTORYアオモリシードル弘前吉野町”シリーズには、甘口(スイート)、中間(ミディアム)、辛口(ドライ)の3種類と、ノンアルコールがあります。

 

それぞれアルコール度数が違い、甘口が2~3%、ミディアムが4~5%、辛口が5~7%です。

 

なんで甘口だとアルコール度数が低いの?』思われるかもしれません。

 

それは酵母のはたらき

 

シードル仕込み

 

先程も紹介しましたが、酵母は発酵する時に糖分を食べてアルコールを発生させます。

 

酵母が糖分を食べれば食べるほど、アルコール度数が上がり甘みは下がります。

 

そのため、甘口はアルコール分が低く、辛口はアルコール分が高くなるのです。

 

甘口ほどりんごの味、風味が強く感じられ、辛口になるほどボディ感が強くなります。

 

ここは好みですが、普段あまりお酒を飲まない方、カクテル等が好きな方には甘口やミディアムがおすすめです。

 

普段からお酒を好んで飲まれる方には、ミディアムや辛口をおすすめします。

 

ただし、味わいは使っているりんご、分量等によって変わります。

 

同じアルコール度数でもシードル(吉野町シリーズではナンバリング)によって味わいが異なりますので、ぜひ色々試してみてくださいね!

 

 シードルの飲み方

シードル

 

シードルは“適切な温度でお飲みいただく”事がおすすめです。

 

実は、シードルによって美味しく感じる温度帯が異なります

 

一例として、私たちの『A-FACTORYアオモリシードル弘前吉野町7(ミディアム)』は12℃~13℃がおすすめ

 

りんごの風味やお酒としての奥深さが一番良く感じられます

 

ノンアルコールシードル

 

あくまで最も風味良くお飲み頂ける温度ですので、基本は冷やしてお飲み頂くのが良いと思います。

 

また、敢えてすぐには飲まず熟成させるのもポイント

 

これは私個人の感想ですが、直射日光の当たらない常温の場所で1~2ヵ月寝かせると、熟成された味わいを楽しむ事もできます

 

2本用意し、1本はすぐに飲む、もう1本は寝かせておくのもおすすめですよ。

 

 シードルに合う料理

シードルに合う料理イメージ

 

シードルは多くの料理に合わせて美味しくお召し上がり頂けますが、味わいによっておすすめの料理が変わってきます

 

先程の通り、私たちのシードルは甘口、ミディアム、辛口に分けられます。

 

私たちの工房スタッフの体験を踏まえると、甘口はチョコなどのスイーツと合わせるのがおすすめです。

 

また、ミディアムは甘口と辛口の中間でバランスが良いため、肉料理との相性が一番良いと感じています。

 

辛口は甘みが抑えられていますので、”食材の味を邪魔しない“という事から魚料理との相性が良いです。

 

多くの料理に合わせて頂く事が出来ますが、料理も合わせて頂くと一層美味しくお召し上がり頂けます。

 

ぜひ、お試しください。

 

弘前吉野町シリーズのおすすめ4選!

ノンアルコールシードル

 

冒頭でご紹介した通り、私たちの工房は”日本のシードル発祥の地“と呼ばれる場所にあります。

 

元々私たちは、青森県青森市にある”A-FACTORYシードル工房”で2010年からシードルを造り続けてきました

 

A-FACTORYで培ってきた醸造技術を活かし新しいシードルを造りたい

 

その想いで、その年のりんごを使った一期一会の限定シードルを造っています。

 

基本は全て数量限定生産のシードルですが、現在も販売している中からおすすめをピックアップして紹介。

 

 

 スイート(甘口):弘前吉野町14

シードル

 

世界シードルデーの2021年6月3日に発売したシードルです。

 

使っているりんごは青森県産のシナノスイート、ふじ、紅玉、千雪の4品種

 

シナノスイートと千雪の特長である濃厚な甘みの中に、ふじの爽やかさと紅玉の酸味。

 

コクがありながらも、すっきりした味わいに仕上がっています。

 

アルコール感が抑えられているため、普段アルコール分が低いお酒を好んで飲まれる方におすすめです。

 

 

 ミディアム:弘前吉野町7

シードル

 

私が感じる中で、一番の完成度のシードルです。

 

使っているりんごは青森県産のふじ、ジョナゴールドの2品種

 

私は普段から色々なお酒を飲んでいますが、甘み、酸味、渋み、後味のビターさ加減と、お酒の持っている魅力をすべて感じて頂けると思います。

 

また、甘口と辛口の中間である”ミディアム”ですので初めてシードルを飲む方にも飲みやすく、おすすめですよ。

 

 

 ドライ(辛口):弘前吉野町15

シードル

 

スイートと同じく、世界シードルデーの2021年6月3日に発売したシードル。

 

使っているりんごは青森県産のシナノスイート、ふじ、紅玉、千雪の4品種

 

口に含んで頂くと奥深い酸味が広がり、後からコクのあるビター感と渋みがボディを感じさせてくれます。

 

シードルでありながら、白ワインのような香りで食事でもお楽しみ頂けますよ。

 

 

 ノンアルコール:弘前吉野町1″復刻”

ノンアルコールシードル

 

2021年7月1日発売ノンアルコールシードル

 

糖度は12、ノンアルコールなのでどなたでもお召し上がり頂けます

 

使っているりんごは、青森県産のシナノゴールド、金星、星の金貨の3品種

 

それぞれシナノゴールドは”酸味”、金星は”芳醇な香り”、星の金貨は”強い甘み”が特長です。

 

この3品種がブレンドされる事で、りんご感をしっかりと感じられながら、シナノゴールドの酸味で後味がすっきりしています。

 

ノンアルコールシードル

 

さて、ここで”復刻“という文字が気になった方はいませんか?

 

実は、弘前吉野町シードル工房がOPENした時に造ったノンアルコールシードルの復刻版なんです。

 

当時と同じりんご品種、分量。

 

ちなみに使っているりんごも、工房があるれんが倉庫の『シードル・ゴールド』の屋根に発想を得て、すべて”金”が付いています

 

弘前れんが倉庫の屋根

 

当時飲めなかった方も、当時の味を楽しんでみたい方にもおすすめです💡

 

糖度12の爽快感、味わってみませんか?

 

こだわりのシードル。ぜひお試しください。

ノンアルコールシードル


 

今回は”シードルってそもそもどんなお酒?歴史や作り方、味の違い、合う料理が知りたい!“という方に向けて、私たちのシードルを元に紹介させて頂きました。

 

この記事がお客さまの参考になれば嬉しいです!

 

日本のシードル発祥の地“で造るこだわりのシードル、ぜひお試しください💡

 

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今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました!

他にもシードルの情報を発信していますので、併せてご覧ください💡

 

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